加齢や成人病等で、ひとりで自分の事が出来にくくなった時、介護保険を利用して、介護サービスを受けることが出来ます。
そのときの、介護サービスの程度を7段階に審査決定するのが介護認定審査会です。
委員の大多数は医師で、そのほか保健師、看護師、歯科医師、施設職員などから構成されます。審査会は月に延べ8回ほど開かれ、作業は5名のチームで行います。
他地区の状況をみても介護認定審査会に薬剤師が任命されている地区がまだまだ少ない状況ですが、高齢化社会の進展に伴い、医療に携わる薬剤師も介護分野に参画しなければならない時代において、介護認定審査会に関われることは、大きな意味をもちます。薬剤師ならではの専門的見地からその職能を発揮して、審査会のメンバーの中での位置づけが得られるよう努力しております。