医薬分譲センターは、平成8年に国・県の一部補助により、地域の医薬分業を円滑に推進させることを目的として、使用頻度の低い調剤用医薬品の備蓄をするために整備した施設です。
松阪管内の医療機関が採用している医薬品を備蓄し、医療機関に医薬品の分譲を行うことにより医薬品供給の安定確保を支援しています。
松阪地区薬剤師会では、患者サービスや医療安全の観点から、松阪市民病院・済生会松阪総合病院・松阪中央総合病院の病院院内にFAXセンターを設置しています。
患者さんは、診察後、院外処方箋を受け取った場合は、病院の会計が済んだら病院院内にFAXセンターまでお越しください。
このFAXセンターでは、医薬分業相談コーナーとしての役割も兼ねているため、かかりつけ薬局の啓発や医薬分業のシステムの説明も行っております。患者さんは、事前に自分が希望した薬局へ、院外処方箋をファックスしておくことによって、待ち時間の短縮等の利便が図られます。
処方箋は4日間が有効期限なので、FAXをしておくことによって、お薬を取りに来られていない患者さんに対して、薬局は有効期限の確認することができます。
また、お盆や年末、連休時など休みが続く日は注意が必要です。FAXセンターでは、有効期限の確認を患者さん一人一人に伝えています。