松阪市では、複数の医療機関に受診されている松阪市在住の被保険者に向けに、「服薬情報のお知らせ」を通知する事業を始めました。
それぞれの医療機関等では、処方薬について適切な管理がなされていますが、服薬していたすべての薬を見た場合、同じ成分の薬や薬同士の飲み合わせが悪い等の問題が起こる場合があります。それらを防ぐためにおくすり手帳を1冊にまとめ、かかりつけ病院・薬局にすべての薬剤を知ってもらった上で、適切に処方してもらうことをすすめるのが、この事業の趣旨です。
松阪地区薬剤師会では、松阪市の取り組みに賛同し、松阪市と連携して事業の推進に協力しております。
通知書には「かかりつけ医・かかりつけ薬剤師にて適切な管理を受けられることをお勧めします」と記載されておりますので、薬局に「服薬情報のお知らせ文書」を持参された被保険者には、重複服薬等の処方内容の確認をし、薬剤師が処方医に適宜疑義照会等を行います。
「服薬情報のお知らせ」が通知される対象の被保険者は下記の通りです。
① 複数の医療機関を受診し、15剤以上の薬剤が処方されている方
② 複数の医療機関から成分が同一または類似の薬剤が処方されている方